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8/3

学院長から学生へのメッセージ

学生の皆さんへ

沖縄リハビリテーション福祉学院

学院長 金谷 文則

 

沖縄県において緊急事態宣言が発出されました。

皆さんには、不要不急の外出や友達で集まったり、会食したりといった感染拡大につながる恐れのある行動を控えて頂くことをお願いします。

皆さんは、本当によく学内外とわず感染拡大防止に取り組んでくれています。感謝の言葉しかありません。ありがとう。

皆さん一人一人の協力のおかげで、幸いなことにここまで厳しい状況を乗り越えてくることが出来ました。

遅れた講義も少しづつ取り戻し、前期の終了もまじかになった今、再び感染が拡大、非常事態宣言が発出されたことは残念で仕方がありません。

ようやく先が見え始め、前期試験の合間を縫って、「夏空の下でほんのひと時の休みを大いに楽しむ」。

これまでの皆さんの頑張りに報いるためにも是非そんなゆとりができればと思っていました。本当に残念です。

皆さんにお願いがあります。

「沖縄の暑い夏を仲間と一緒に満喫したい。楽しい時間を自由におしゃべりや会食で過ごしたい。」

その気持ちは痛いほどわかります。

皆さんはリハビリテーションと介護の専門職を目指し、日々学んでいます。

色々な病気や怪我で思い通りに動けない、話せない、活動できない方々を下支えし、困難を乗り越えていく道しるべの役割を皆さんは果たすべく学んでいます。

傷んだこころや身体に手を差し伸べ、1つ1つ課題を克服していくための道筋を照らし、くじけそうな心にそっと寄り添い、辛抱強く励ましを送り続けることが出来るのが、私たちの仕事です。

今、少しだけ皆さんの力を貸して下さい。

「一人一人が、自分の気持ちにブレーキをかけ、はやる気持ちをおさえ、辛抱強く感染に負けない行動する」

それだけで、守れる命があります。

少しづつでも積上げれば大きな力となり、ひいては地域の力にもなり、感染拡大の抑止力にもなります。

我慢、我慢の中でのお願いです。お願いばかりで本当に断腸の思いです。

でもお願いします。皆さんの力を少しだけ貸して下さい。そしてこの困難を辛抱強く乗り越えていきましょう。