作業療法分野の特性である身障部門と
精神部門の2つの分野を
経験する実習を実践しています。
作業療法学科では、短期の実習を含め、病院やクリニックを中心とした
身体障がい者に対する実習に加え、精神科における実習を行います。
こころと身体への介入が可能なのは、
そのノウハウをもつ作業療法士の大きな魅力です。
実習では学生の学びを促すために、実習訪問を行いながら
実習指導者と連携し、実習指導を行います。
県内外合わせて
70以上の実習施設
- 沖縄県内の主な施設
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- ・天久台病院
- ・大浜第二病院
- ・新垣病院
- ・沖縄協同病院
- ・いずみ病院
- ・沖縄県立精和病院
- ・糸満晴明病院
- ・沖縄県立中部病院
- ・浦添総合病院
- ・嬉野が丘サマリヤ人病院
- ・沖縄赤十字病院
- ・大浜第一病院
- ・琉球大学病院
- ・沖縄第一病院
※その他 施設多数
- 沖縄県外の主な施設
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- ・石和温泉病院(山梨)
- ・今給黎総合病院(鹿児島)
- ・呉やけやま病院(広島)
- ・駒木野病院(東京)
- ・聖隷浜松病院(静岡)
- ・横浜市立大学附属病院(神奈川)
- ・山梨リハビリテーション病院(山梨)
※その他 施設多数
実習スケジュール
- 短期実習Ⅰ
2週間
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2年次 | 9月
(1)対象患者を総合的に把握するために必要な情報収集及び観察・面接・検査測定といった評価方法の考え方と実践力を高める。 (2)対象患者の問題点を把握したうえで目標を設定し、治療プログラムを作成する能力を養う。 (3)評価・治療プログラムなどについて正確性・客観性にもとづいた記録および報告する力を養う。 (4)医療従者としての人間関係や専門職としての資質の向上を図る。
- 短期実習Ⅱ
2週間
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2年次 | 2月
(1)対象患者を総合的に把握するために必要な情報収集及び観察・面接・検査測定といった評価方法の考え方と実践力を高める。 (2)対象患者の問題点を把握したうえで目標を設定し、治療プログラムを作成する能力を養う。 (3)評価・治療プログラムなどについて正確性・客観性にもとづいた記録および報告する力を養う。 (4)医療従者としての人間関係や専門職としての資質の向上を図る。
- 総合臨床実習
9週間×2回
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3年次 | 5〜9月
(1)臨床実習指導者の指導のもと患者の評価、治療計画の立案、具体的治療の実施、記録・報告の一連の業務の流れを経験する。 (2)総合リハビリテーションサービスの中で作業療法の意義を考え、役割などを学ぶ。 (3)病院の組織の中でリハビリテーション部や作業療法部の管理・運営業務を学ぶ。 (4)専門職としての作業療法士としての資質を養い、医療人としての責任及び科学的思考を身につける。
REPORT
実習体験後記
実際の現場で経験を
させていただくことが、
自分を成長させる大切な機会となる-
授業では学ぶことのできない現場の楽しさや厳しさを体感し、実習を通して自分の強さ、弱さに気がつくことができました。実際の現場では、自分の思い通りに物事が進むことはなく、うまくいかないことばかりでしたが、実習指導者や現場の先輩方からのサポートで実習期間を乗り越えることができました。
城間 元己さん浦添高校出身
実習前に、自分なりの心構えを
決めることが、
大きな学びへとつながりました-
私は、「目の前の対象者を、病気を患う人ではなく、一人の人としてどこまで見つめていけるか」を意識して実習に臨みました。観察の要点や手技の指導など実習指導者のご指導のもと今の自分ができる精一杯の関わりができたことから多くのことを学べました。大変貴重な経験をさせていただきました。
野原 みなみさん西原高校出身