「あの人のようになりたい」という思いから介護福祉士の道を目指しました

私が介護福祉士を志したキッカケは祖父の存在でした。祖父は人見知りが激しく人に率直な意見をぶつけるようなとても頑固な人でした。
当時私は介護福祉士に対して良いイメージを持っていませんでした。それは祖父と打ち解けることなんてできないと不安に思っていたからです。
しかし、ある日祖父の家に訪れた際、笑っている祖父と笑顔で接する介護福祉士の方がいました。私はその姿をみて、心を動かされ、あの介護福祉士さんのように優しく、誰とでも仲良くなれる素敵な人になりたいそんな想いからこの介護福祉士への道を目指しました。

私が、介護福祉士として大切にしていることは、一人ひとりの運動能力をしっかり理解し、常に適切なケアを行うことです。なぜなら私の働いているデイケアでは、入院生活を送り体力が低下した方や、体力を改善・維持したい方がリハビリ・運動を目的で利用されています。
そのため今ご自身で出来ている事をお手伝いしてしまうと、現在出来ていることが、やがて困難になってしまう可能性もあるのです。
日常生活での動作一つひとつがリハビリになるので、多職種との連携をとって情報を理解・共有し、利用者様一人ひとりにあったケアを提供できるよう心がけています。
「いつもありがとうね、安和さん」「あんた、いつも元気だね」利用者様からのこのようなお言葉に日々こちらが活力をいただいている
とても素晴らしいお仕事です。

沖縄リハビリテーション福祉学院を選んで良かったと思うことは、「介護福祉士としての勉強」そして「人として大切なこと」の勉強ができた事です。
優しく丁寧にそして時には熱血指導をしてくださる先生方のおかげで、介護の基礎から介護福祉士に最も必要な「愛」を学び感じることができました。そして授業や実習、部活動をとおして先輩、後輩、同期の仲間たちと介護についての意見を共有できたことは本当に良い経験となりました。
本当に人として大きく成長できた2年間を過ごすことができ、「出会い」の大切さを実感しました。