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介護職は社会から必要とされる職業

代表取締役/介護福祉士/ケアマネージャー

Hiroyuki Tokumori

徳盛 裕元

すまいるサポート(株) 勤務

介護福祉学科 1998 卒業

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INTERVIEW

介護福祉士として先を見据えて働きたい

やっていく中で“夢中”になればいい

私は、バイトに遊びにと“ヤンチャ”で充実した高校生活を送りました。進路に悩んだ時期に介護という職業に興味を持ち、「2年間という短い期間で国家資格が取得できる!」と気軽な気持ちで沖縄リハビリテーション福祉学院に進学を決めました。また、親が看護師であったこともあり、生活の中で介護が身近にあったことも理由の1つなのかもしれません。
正直、最初はそこまで介護に対する強い志は持っていなかったと思います。しかし、ある時に自分自身にとって大きな出来事があり、「人が生きる」ということを深く考え、初めて「介護」について真剣に向き合いました。それから認知症に関する勉強や地域事業に熱心に取り組み始めることになりました。
始めから志高くなくても、やっていく中で何かの巡り合わせやキッカケで夢中になっていけばいいと思います。何が起きるか分らないからこそ人生は面白い!

人の“生きる”と“生き方”を考える

利用者の自宅での生活を守るためのサービスのひとつとして、デイサービスがあります。
デイサービスでは、利用者おひとりおひとりと信頼関係を深め、入浴や食事など日常生活を支援します。
また、利用者のご家族とコミュニケーションを取ることも大切なことのひとつです。
毎日、喜怒哀楽、色々な事が起こるから、介護の仕事は奥が深いなって思います。
例えば、少し元気がないように見える利用者が、デイサービスにおいて、職員や他の利用者と関わることで笑顔になって帰って行くことが多くあります。
また、ありきたりではありますが、利用者からの感謝の言葉を聞くことができたときは、大変やりがいを感じます。
私達、介護福祉士と関わることで、一度でも、一瞬でも楽しかったと思って頂ければ、とても嬉しく思います。何より、その人の在宅での暮らしが、一日でも長く続くように、そして、より豊かで、輝いた暮らしに繋がるようにしたいですね。

自分の価値観で全ての物事を決めつけない

私は介護福祉士として、大切にしていることがふたつあります。
ひとつは「常に平常心でいる」ことです。自分が悩んでいる時、怒っている相手に相談しようとは思いませんよね。信頼できる人や落ち着いた人に話を聞いて欲しいと思います。私自身も常にそういう存在でありたいと思い、平常心であるということを大事にしています。
そしてふたつ目は「相手の立場になって考える」ことです。相手に話しかけることをコミュニケーションと思っている方がいるかもしれませんが、それでは介護する側の一方的なコミュニケーションにしかなりません。介護では「話し上手よりも聞き上手であれ」と言われるくらい、相手の話に耳を傾けることが大事です。人は様々な感情を抱きながら、毎日を懸命に生きています。自分の価値観で相手の物事を決めてしまうと一方通行なコミュニケーションになりがちです。
相手の話をよく聴き、想いをしっかり受け止めて、介護を通して一緒に考えていくことにより、その方の人生はより輝きを増していくと思います。

1人の人間として成長できた2年間

沖縄リハビリテーション福祉学院では、介護の専門的なことだけではなく、人として大きく成長できた2年間を過ごす事ができたと思っています。例えば、礼儀や人との付き合い方、周りの人の見かたや、見られかた等を学びました。介護職として多くの方々と関わる際、「自分が相手の立場だったらどうなのか…」いつも相手の立場に立つ大切さを、入学当初からしっかりと教えて頂けたと思います。今、介護福祉士として多くの利用者さんの方と関わっていますが、どんな時もまず相手の気持ちを考えるように心がけています。

これから介護福祉士を目指す方へ

Hiroyuki Tokumori

徳盛 裕元

すまいるサポート(株) 代表取締役/介護福祉士/ケアマネージャー
1998 介護福祉学科 卒業

介護福祉士を目指す方は、勇気を出して一歩踏み出してみてください。
もしかしたら、そこから転ぶかもしれない、でも踏み出したら、新たな景色が見えるかもしれない。そんな希望を胸に、ぜひ介護という業界にも興味を持っていただき、飛び込んできていただければと思います。