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社会の一員として、自覚と責任を持つことの大切さを知り、人として成長できました

介護福祉士

Azusa Nagata

長田 梓

大浜第二病院 6階病棟 勤務

介護福祉学科 2002年3月 卒業

PROFILE
子供の頃から医療・福祉系の道に進むと思っていた。介護福祉士を本気で目指したキッカケは両親に代わり祖父の介護をしていたこと。「介護」について調べるうちに、さらに興味を持ち、介護福祉士になると決める。
INTERVIEW

幼い時からの、漠然とした夢に向き合い現実的に考えだしたのは、高校3年生の秋でした。

介護福祉士を目指すキッカケは祖父の介護

介護福祉士を目指すきっかけとなった出来事は、祖父の介護でした。
休日も仕事で忙しい両親に代わって、週末は祖父の食事を介助することもありました。
私があげる一口一口を「ありがとう、美味しいね」と言う祖父の優しい言葉が嬉しく、お手伝いをする楽しさを覚えました。
進路を決める時に看護と介護のどちらに進もうか迷いましたが、「介護」について調べていくうちに興味を持ち、
介護福祉士を目指すことに決めました。

患者様と共に一歩一歩前に進む

私の勤めている病院の病棟では、急性期治療を終えた患者様が自宅復帰に向けて日々リハビリに励んでいる病棟で、中には障がいを受け入れることが出来ず、泣いたり落ち込んだり、悲観的になる患者様もいらっしゃいます。
今まで出来ていた動作が出来ない悔しさ、将来の不安を抱えた患者様に対し、どのように関わったら良いのか、
自分の行なっているケアは間違っていないか悩むことも多々あります。
「一日でも早く患者様の元気な笑顔がみたい」そう思いながら日常生活動作の獲得に向けて一緒に取り組み、少しずつでも一歩一歩確実に前へ、そして出来なかったことが出来るようになった時の喜びと感動は本当に嬉しくやりがいを感じます。
患者様の喜ぶ顔や笑顔が見られた時、以前より物事を前向きに考えることが感じられた時、私も嬉しく、励みになります。

人の心と向き合う介護は、知れば知るほど奥が深く、やりがいのある素晴らしい仕事です。

介護の仕事は患者様との信頼関係がとても大切です。
相手の話をしっかり聴いて気持ちを汲み取る、患者様のありのままを受け入れ、温かく寄り添い、気持ちに共感する。
たとえ話しが出来ない方だったとしても、「相手の立場に立って考える」ということを常に意識してコミュニケーションをしています。
また、患者様一人ひとりのニーズや状況、変化に応じたケアが必要であり、温かみのある介護を提供できるよう思いやり・おもてなしの心を持って接することを心がけています。
「介護」は食事や排泄、入浴などのお手伝いだけではありません。
笑いあり、涙あり、毎日が新しい発見の連続です。人の心と向き合う介護は、知れば知るほど奥が深くやりがいのある素晴らしい仕事です。しかし残念ながらその魅力を言葉で伝えることが出来ません。ぜひ介護の分野を学んでその魅力を知って欲しいです。

仲間と切磋琢磨できたからこそ、今の仕事が天職と思える

沖繩リハビリテーション福祉学院では、介護に関する専門的知識・技術だけでなく、社会人として大切なこと、心掛けること、マナーや接遇なども教えていただきました。
時間の管理やルール、言葉づかいなど社会の一員として(自覚と責任をもつことの大切さ)を学べたことで、人として大きく成長出来たと思います。
また、同じ目標を持って互いに切磋琢磨しあえるクラスメイトがいたから学生生活を、より充実させる事もできたと思います。
同じ場所で共に学び支え合いながら成長出来たことと、やりがいを感じられる天職に恵まれたことにも、とても感謝しています。

これから介護福祉士を目指す方へ

Azusa Nagata

長田 梓

大浜第二病院 6階病棟 介護福祉士
2002年3月 介護福祉学科 卒業

私は高校生の時、進路を決めるのが友達よりも時間がかかりました。ですが、そのかけた時間のおかげで、幼い頃の漠然とした夢と向き合えたと思います。将来の夢や希望は、例え挫折しても、自身が諦めなければ叶うと思います。これから進路を決める方、この機会に自身と向き合い、得意なことは何か?どういう(人)になりたいか?振り返ってみて下さいね。