患者様を間近でサポートできる理学療法士は私にとって「天職」です

私は、サッカーの名門校である長崎県の高校へ進学し、毎日朝から晩までサッカー漬けの日々を送っていました。
勉強が本当に苦手だった私も高校3年生になり、いよいよ高校卒業後の進路を真剣に考えなければならない状況となりました。
プロサッカー選手を真剣に夢見てこれまで頑張ってきたのですが、様々な事情から私は、その夢を断念する判断をしました。
そんな私が真剣に今後の進路について考えるなかで、大変お世話になった、サッカー部のトレーナーさんが理学療法士であることを
思い出し、「理学療法士」になれば、選手としてではないが、自分の大好きなスポーツ、サッカーと関わることもできると考え、
私は、理学療法士を目指す決意をしました。

私が沖縄リハビリテーション福祉学院で学べて良かったと思うことは、
理学療法士として必要な専門知識、技術を身につけるための授業だけでなく、医療人である前にまず人として社会人として必要な「社会性」を身につける教育をしていただいたことだと思っています。患者様をサポートし回復させていくためには、私たち理学療法士だけでなく、医師をはじめとした看護師や薬剤師、言語聴覚士など様々な分野・職種の方々と「チーム医療」で患者様をサポートしていかなければなりません。そこで一番重要となるのは、スタッフ間の「円滑さ正確な情報伝達」さらに、患者様との信頼関係を築くことのできるコミュニケーション能力です。
沖縄リハビリテーション福祉学院での3年間で、医療現場で必要なコミュニケーション能力の重要性を在学中に知ることができたのは、
とても大きな財産となっています。

沖縄リハビリテーション福祉学院を卒業し、実際の医療現場で働いて実感したとても大切なこと。
それは理学療法士とは、私にとって「天職」であると実感できたことです。
患者様が良くなっていく過程を間近でサポートし、さらに笑顔で「ありがとう」と感謝の気持ちをいただけるとき、この仕事を選んで本当に良かったと心から思います。
人は、「自分がやりたいこと、好きなこと」を仕事にできる人は、そう多くはないのではと思っています。
そのような時代に、自分にとって、本当に天職だと思える仕事を、こんなにも早く見つけられたことに、本当に感謝しています。