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一人の人間として患者様の痛みや悩みを共に考えられる人になりたい

言語聴覚士

Hazuki Inamine

稲嶺 菜月

医療法人おもと会 大浜第二病院 勤務

言語聴覚学科 2018年3月 卒業

PROFILE
元々、医療の現場に憧れを抱いていた稲嶺さんは祖父が嚥下性肺炎になったことをキッカケに言語聴覚士という存在を知り、沖リハのオープンキャンパスに参加。言語聴覚士の仕事について詳しく知り、その道を志すことを決める。
INTERVIEW

日々努力し成長する言語聴覚士

理学療法士を目指していた私が、言語聴覚士の道を歩むことになったキッカケ

私は、元々医療の現場への憧れを持っていて、高校一年生の頃までは、理学療法士を目指していました。
しかし祖父が誤嚥性肺炎を患ったことをキッカケに、目の前で祖父をサポートする言語聴覚士という仕事に興味を持ち、
県内で唯一言語聴覚学科のある、沖縄リハビリテーション福祉学院のオープンキャンパスに参加しました。
そこで言語聴覚士のお仕事について詳しく聞くことができ、是非とも目指すべき職業だと思いこの道へ進むことを決めました。

信頼される言語聴覚士を目指して

言語聴覚士のお仕事は、摂食や嚥下※、コミュニケーション、高次脳機能障害※などといった「見えない部分」へのリハビリ介入となります。
対象者様の問題点をどのように捉え、どのように関わっていけば良いのか実際の現場では悩む事も非常に多く、先輩方にアドバイスをいただきながら日々知識を得て、経験を重ねることがとても大切なお仕事です。
「対象者様だけでなく、対象者様のご家族へのサポートまでしっかりと行い、信頼を得られる」そんな言語聴覚士になれるよう日々努力しています。
※高次脳機能障害とは : 脳卒中や交通事故などによる脳の損傷が原因で、脳の機能のうち、言語や記憶、注意、情緒といった認知機能に起こる障害を高次脳機能障害と言います。
※摂食・嚥下とは : 摂食嚥下(えんげ)とは、食物を認識してから口に運び、取り込んで咀嚼して飲みこむまでのことを意味します。
一般的に「嚥下(えんげ)」は、口の中のモノを飲みこみ、胃に送ることを意味し、「食べる」ことを意味するときには「摂食(せっしょく)」という言葉を使います。
飲みこむことだけが障害されていることを「嚥下(えんげ)障害」、食物の認知、口への取り込み、咀嚼(そしゃく)、食塊(しょっかい)形成などを伴って飲みこむことが障害されていることを「摂食嚥下(えんげ)障害」という言葉が使用されます。

学院で得た知識や経験があるから、今もこうして言語聴覚士でいられる

沖縄リハビリテーション福祉学院の言語聴覚学科は、私の在学中は、年齢層が幅広い学科でした。
課題や実習を仲間と共に経験していくなかで、決して同年代同士では学べない、様々な意見や考え方を学びながら、多くのサポートをしてもらいました。
学院での学び、身についた知識や経験があるからこそ、私は今もこうして言語聴覚士として働けているのだと思っています。

これから言語聴覚士を目指す方へ

Hazuki Inamine

稲嶺 菜月

医療法人おもと会 大浜第二病院 言語聴覚士
2018年3月 言語聴覚学科 卒業

私自身、高校までの成績は本当に悪くこんな私で言語聴覚士になれるのか本当に不安でしたが、親身にサポートしてくれる先生方、支えてくれる仲間たちのおかげで言語聴覚士になれました。強い気持ちさえあれば、あなたも必ず叶います。